テニプリ短編夢小説
□言ってやらない
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「リョーマぁ…」
「何?」
うちわで自分を仰ぎながらかったるそうに答える。
「暑い。」
リョーマは顔をしかめると、
「俺だって暑いし。」
そう切り替えしてくる。
「いや、私の方が暑いよ??」
「俺だって。」
「女の子は熱が溜まるんですっ!」
「へぇ。」
ニヤリと微笑むリョーマ。
あ。
ヤバい。
小悪魔スイッチ押した。
体を近づけてくるリョーマ。
そして私をすっぽり包む。
「あ、暑いって!!止めてよっ!」
そうわめいても、
どんなにリョーマの体を押しても。
残念ながら男子の力には勝てず。
「ねぇ、好きって英語で言ってくれたら離してあげる」
…はぁ?!