テニプリ短編夢小説

□言ってやらない
2ページ/5ページ

「リョーマぁ…」


「何?」


うちわで自分を仰ぎながらかったるそうに答える。


「暑い。」



リョーマは顔をしかめると、

「俺だって暑いし。」


そう切り替えしてくる。


「いや、私の方が暑いよ??」


「俺だって。」


「女の子は熱が溜まるんですっ!」


「へぇ。」


ニヤリと微笑むリョーマ。


あ。


ヤバい。


小悪魔スイッチ押した。



体を近づけてくるリョーマ。

そして私をすっぽり包む。


「あ、暑いって!!止めてよっ!」


そうわめいても、


どんなにリョーマの体を押しても。



残念ながら男子の力には勝てず。



「ねぇ、好きって英語で言ってくれたら離してあげる」



…はぁ?!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ