テニプリ短編夢小説
□もう一度
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確かあれは2年前やったっけ?
全国で青学に負けて帰ってきたんやもんな。
あんとき蔵、言うたよな?
「お前がびっくりするような選手になったる」
って。
「だからそばにいてくれや」
っていうたの自分やろ?
「当たり前やん」
…当たり前やなくのうたけどな。
知っとる??
「当たり前って実はすごい幸せなんやで?」
もしかして、もうそんときにはうちの前からいなくなるつもりやったの?
卒業式が終わって、蔵言うたよな?
「頑張りや」
って…。
あの「頑張りや」は…
誰に向けたもんやったの?
うち?
光?
それとも自分…??