テニプリ短編夢小説
□運命
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また言ってやがるんや。
すぐにわかった。
あいつの表情、他のヤツらの動揺加減…。
間違いない。
「待ちや。」
また、説教なんて嫌やけど、しょうがあらへん。
またあいつは死にたいだのなんだの…。
「何よ、説教?」
「おん。付き合えや。」
「誰が光なんかに付き合うかっちゅーねん、さっさと失せろや。」
あいつが死にたい理由。
それは簡単。
頭なんか使う必要すらない。
「俺と同じクラスやからって…。」
そう、あいつと俺は。
一度もクラスが離れた事がない。