瀬戸ちゃんシリーズ

□あとーべの復讐
1ページ/3ページ

「…。」

…まじすか。

氷帝メンバーは先日自分達がやった事を激しく後悔した。

たった一名を除いて。

「マネ!なんでお前だけ何もねぇんだよ?!!」

…大丈夫、宍戸。

なんか、見苦しいぜよ?

つー事はあとーべは…。

どーしましょーか…。

「ふひあっ?!」

長い髪を誰かに掴まれ引きずられる。

誰がやってるこの野郎。

ふと上履きをみれば、“跡部景吾”

「あとーべ?!」

…こいつ…私に何をする気だ、こんにゃろう。

「生徒会の仕事、手伝え!!」

…え?

せーとかい…。


せーとかいせーとかいせとかーいせとかいせとないかい…。


はっ、瀬戸内海!!

「どーやって瀬戸内海を手伝うの?」

「…。やっぱりお前に頼むんじゃなかった。」

「今更気付いたんだ、あとーべ。」

全く、3年も同じ学校だったのに。

友達がいがなi「誰がお前の友達になんてなるかよ。」

…失礼な奴め、こんにゃろう。(2回目)

…あ。

「そーいえばさ。

あとーべ、今日誕生日だったよね。」

あとーべ、びっくり。

「…何で覚えてんだよ、脳味噌、プランクトン以下しかないくせに。」

…人をプランクトン以下にするな、こんにゃろう(3回目)

「…あ、覚えてなくて良かったの?」

しょーがないから覚えといてあげたのに。

ひどいなぁ、あとーべ。

「いや、忘れられるよりかは、覚えてもらっといた方がいいな?」

にやりと笑う。

「んじゃ。誕生日おめでと、跡部。」

少しくらいにこりと笑ってやろうではないか。

ちなみに出血大サービス!

「…大好き…カモ

なーんてね、なーんてね、キャハ☆

冗談に決まってるじゃないのさ☆

そっと耳元で囁く。

どーんな反応してるかなー??

顔を覗き込もうとした瞬間。

「…バッ…!!」

バッ?

バッって何だ、バッって。

「バ…バ…。」

バ…バ?

バ…バ?

何だそれは、ええ?

「バカやろーっ!!」

…と走ったのは。

一体誰でしょう?
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ