杏子アフターストーリー

□食べることはいいこと
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とある日

学校が終わってスーパーで買い物をして帰りだのことだった


俺は高校一年生にして一人暮らしをしている


偶然にも俺の親は有名な株式会社の社長と上司なので金には困ってない


だからこうやって夕飯の材料よりも大好きな林檎とポッキーがたくさん袋に入っている(夕飯の材料と分けている)


家に向かって歩いていると
マツモトキヨ◯の店の前で紅い髪でポニーテールの女の子がポッキーとにらめっこしていた

ちなみにそのマツモトキヨ◯は八百屋みたいな店が外とつながっている感じの店になっている



見てる限り女の子はポッキーを食べたいらしい

すごく目が怖い(いろんな意味で)


お金を持ってないのかな・・・?

俺は女の子の後ろを通りすぎたが、Uターンをした


『・・・食べるかい?』



?「はぁっ?」

女の子は俺の声を聞き、こちらを振り向いた

『よかったら食べるかい?』

もう一度言って、林檎とポッキーの入ってる袋を女の子の前に出す

?「・・・は?」

『食べたいんだろ?』

俺は女の子が見ていたお店の商品、ポッキーを指さした

?「・・・ぅん」

女の子は目をそらしながら小さく頷いた

『だからほら、やるよ』

俺は袋を女の子の手に無理矢理持たせた

?「こ、こんなにいらねえよ!」

『食べる事はいいことだ』ニッコリ

?「・・・///」

女の子は何故か顔を俯かせた

『・・・?』

なんか変なことしたか、俺?

「おっ、くーかいじゃねえか」

『ん?・・・せきめか』

後ろから聞き覚えのある声がして振り向いたら約20m先に友達のせきめと安達がいた

てか公共の場で名前を叫ぶな

恥ずかしい

関「関根だ。これからゲーセン行かないか」

『おう、いいぞ。と言うわけで責任持って食ってくれ。じゃあな』

俺は女の子に別れを言いせきめたちのもとへ走った

?「お、おい!」

『あ、お礼とかいいから』

そしてせきめたちと合流した

関「くーかいくんは年下好きだったのか?」

『ちげーよ。それとくーかいじゃなくて空海淳平(そらみじゅんぺい)だ』

関「ちなみに俺はせきめじゃなくて関根幸治だ」

『へいへい』

安「ちなみに俺は『安達良太だろ?お前のことは普通に安達って呼んでるだろ(・・・また後で林檎とポッキー買いに行こう)』



他愛のない話をしながらゲーセンに向かった



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