合同授業
□3話 行動
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『あ…爽快、君』
偶然会ったように見せる俺。
すると
「…へいぼ、お前か」
今、平凡って言おうとしたな(怒)
しかもスッゴい嫌な顔しやがって
『えっと…ここ良いかな?もう、食べる場所無くて…』
そう言って弁当を見せる俺。
「…良いけど」
『お邪魔します』
爽快の隣に座り弁当に手をつける。
「…なぁ、それ、さ」
言いにくそうに言う爽快の目線は腕(アザだらけの)
『あ、今朝ね、ちょっとね』
親衛隊につけられたものだ。
ちなみにわざと見せてる(笑)
「そこまで…するのか?飛鳥に近付くために」
『近付くためにと言うか友達とか言われて一緒にいろって。だから、友達少ない僕には大事だから…』
俺は辛そうに笑ってやった
「…辛くないのか?」
お前が言うな(笑)
『辛くないって言ったら嘘だけど…』
少し目線を下げる俺