好き

□Eleven.
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蠍「デイダラァァァァァァァァァ」


―――バァァンッ!!!


泥「ぎゃぁあああああああっヒィィィッッ」



サソリが来た



『ちょっと、デイダラ。
そんな大声出さなくても・・サソリだからね?』


泥「なんだ、旦那か」


蠍「旦那か(・∀・`) じゃねぇよ」


泥「オイラそんな顔してない」


こんな顔(・∀・`)してサソリが言う



『ってか、なんで「バァァン」って音したの?
二階、全部デイダラの部屋っていう設定じゃん。
どこの扉を開けたの?サソリ』


泥「禁断のかい?w

ってか設定とか言うな」


蠍「演出だ、演出」



泥「あ、オイラはスルー・・・うん」


蠍「つぅか、シオン。これ。ババアから」


サソリからチヨさんのお土産をもらう


『ん、ありがとう。でも、なんで今?』


蠍「だから、届けてから帰えらねぇとババアにぶたれるんだよ」


『だから、どこの童話のマッチ売ってる少女ですかw
つか、チヨさんはそんなことする人じゃないよ』



泥「ちぇっ・・・せっかくシオンと二人っきりだったのに・・
邪魔しやがって・・・旦那め・・うん」


蠍「何か言ったか?デイダラ」


泥「いや!なんでもねーよ、うん」


蠍「ってか、シオン。お前どうやって帰るんだ?」


『・・・え?』


蠍「チャリでここ来てないだろ?」


『うん。何で分かったの?』


蠍「家にお前のチャリあった」


『それでか・・
んーどうやって帰ろうかなー・・・歩いて?』


蠍「・・・・・せて・・・帰る」


『え?』


蠍「・・・乗せて・・・帰る」


泥「うん?」


蠍「だからっ!シオンを俺のチャリの荷台に乗せて帰んだよ!」


『え、まじで?ありがと!』




泥「あーそうか、オイラ分かったぞ
旦那はシオンを乗せて帰りたいから、
土産を持ってくるという建前でここに来たんだろ?うん?」


『へ?』


蠍「ばっか!違げぇよ!//」


何故か顔を赤く染めて

サソリとデイダラが話している


『んん?』

何の話してるか分かんないですけど


泥「ふぅ〜ん・・・ま、いいや
じゃ、そろそろシオン帰ったらどうだ?うん」


『えっ!!まだ早いよー』


泥「まぁまぁ、じゃないと旦那帰っちゃうぞ?うん
そしたらシオンどうすんだ?」


『・・・・・・歩いて帰る』


蠍「大丈夫なのかよ?」



『・・・・・・・大丈夫じゃない☆』


泥「・・・・・」
蠍「・・・・・」


『・・・・よし。じゃ、帰るわ。
バイバイ、デイダラ』


泥「おう!じゃ、玄関まで送るわ、うん」
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