好き
□Four.
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四時間目
政治.経済
『ねぇ、サソリ』
蠍「あぁ？」
『政経って勉強する意味あんの？』
蠍「大有りだ」
シオンちゃんは経済が苦手なのだ
『全く授業に面白みが無いよ!』
蠍「･･･そうか？」
『だって、ﾃｽﾄとか丸覚えしなきゃなんないしさーもぅヤダー』
蠍「覚えろ」
『無理☆』
蠍「じゃぁ「おい、赤砂、宮下、授業中だ」
『ｾﾝｾｰ！この勉強、将来何の役に立つのか分かりませーん』
先「役に立たなくても勉強しろ。ﾃｽﾄで点悪いと卒業出来ねぇぞ？」
『高校は義務教育じゃないんでー、卒業出来ますよー』
先「その常識はこの学校では通用しない」
『え！何でですか！』
先「この高校の校長は誰だ？」
『つっ・・・綱手校長です』
綱手校長なら出来の悪い生徒は、何度も留年させそうだ
先「分かったか？いいから勉強しろ」
『・・・・・だって授業楽しくないもん』
先「そんなのは関係ない。勉強しろ」
それから数分討論が続いた後、シオンが折れ、大人しく勉強しはじめた
―――――
私の学校の先輩が
「政治とか経済とかの勉強はまじ楽しくない」
って言ってた。