好き

□Six.
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『サソリまだかなぁ・・・』


教室にはシオン一人。

部活に行っている人がいるから、その人たちに荷物はいくつかある。


『あー・・・喉渇いたな・・・』

シオンは今日の司会で喉が渇いたようです



―――ガラッ


ドアが開いた音がしたので、サソリだと思い、ドアの方を見た瞬間・・・・










目の前にフルーツオーレが




それを持っているのはサソリ



『え?サソリ?』


蠍「あ?んだよ?」


『何・・・これ?』


蠍「何って・・・フルーツオーレ。喉渇いたろ?」


と、イチゴオーレをちゅうちゅう吸いながらサソリが言う


『え?おごり?』


そうシオンが聞くと


蠍「あぁ、今日司会頑張ったしな」


『ありがとう・・・』


(めずらしい・・・サソリが奢るなんて)




『明日は雪か』

蠍「あぁ?」


『いや、なんでもないです』



私が、フルーツオーレを飲みにかかった直後



蠍「つぅか、ソレちょっとくれ」



『え?』



関節キスがしたいのか?コイツは)



蠍「俺のもやるから、ちょっとだけな。ちょっとだけな



(いや、そんな強調しなくても・・・)




『うん。いいよ、はい』



自分のフルーツオーレとサソリのイチゴオーレを交換するシオン


























蠍「これ、味イマイチ」
『なのに半分以上も飲んだのは誰かな?』



















関節キスはサソリが計画的にやったのか否か・・・

それはご想像にお任せします(笑



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