GOD EATER

□小さな贈り物
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今回のターゲットはボルグ・カムラン2体。
少々不安であったが他に手の空いている者もおらず、コウタと2人での任務である。

「コウタ、準備はいいですか?」

「うん、任しといてよ♪」

何故か今日は気分が良い。
理由はどうせバガラリーか何かだろうが
何にせよ、隊員のコンディションが上々なこと
には文句なしである。

早速索敵を開始するが、嘆きの平原は
円状になっているため、討伐対象を
捕捉するのに然程時間はかからなかった。


まずは硬い盾から破壊しなければ…


出来るだけ相手の弱点をつきながら
盾を狙って切り裂く。

「結合崩壊、確認しました」

やっと盾を破壊したところでコウタが到着。
もう一体はまだ出現していないはず…
一体何をしていたのだろうか。

「遅いですコウタ!!もうそろそろ留目ですよ!?」

「ごめんごめん、援護するよ!!」

悪態をついた私に軽く返事をすると
敵の弱点である火炎の弾丸を連射し始める。

いきなり呻き声をあげたボルグ・カムランは
あえなく床にひれ伏した。

「まずは1匹ですね。」

2体目が出現するまでの待機…。

私はふと、さっき気になったことを
コウタに問うてみることにした。

「さっきは何故遅れてきたんですか?このエリアで戦闘が開始されれば気付かないはず…」
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