バカテス夢
□プロローグ
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望「真琴ーっ!あーあ…折角今日買ってきた【バカテス】の【ムッツリーニ】のキーホルd
真琴「望ありがとう←喜んで頂きます←」
望「あ、やっぱ?w」
私は望を部屋に連れて行った。
望「相変わらず一軒家なのに独り暮らしって凄いよねー…。」
真琴「親が海外に長期滞在してるから仕方ないのwまぁ部屋が4室位余ってるのはもったいないとは思うけど、使わないし←」
望「あははははは←それは言えてるw」
真琴「…で、何?その大荷物。」
真琴は望の不自然過ぎる大きなキャリーバックを見つめて言った。
望「あはーっ☆」
真琴「あんたのする事は大抵予想がつくよ…親と喧嘩して家出してきたんでしょ?」
望「ご名答っ!」
そう言って私は望をいつも望が家出してきた時に使っている部屋に案内した。
望「ごめんねー…←」
真琴「反省すんなら親の前で。」
望「…へいへい。」
真琴「まったくもう。」
望「あ、そいえばさー。」
真琴「何?」
望「真琴ってトリップサイトって知ってる?」
真琴「あー…夢小説のあの非現実的なやつ?」
望「そうそう!トリップできるサイトがどっかに有るらしいよーww」
真琴「またそんな現実的にあり得ないこと言って、そんなのどうせ眠っている人が自分の夢の中で起こった出来事をトリップしたと勘ちg
望「今から探してみない?」
真琴「馬鹿馬鹿しい。」
望「いいじゃんいいじゃん暇潰しにさっ☆←」
私は半強制的にその"暇潰し"に付き合うことになった。
本当に現実でそんなことが出来るんだったら今すぐにしたい、こんな退屈過ぎる世界から抜け出してもっと素敵な世界に行きたい。
望「3…2…1…クリック←←」
真琴「望?何やってるの?頭どうかした?あぁそうか元から頭はどうかしてるか…。」
望「…きた……。」
真琴「何?聞こえn
望「アクセスできたっっっ!!!←」
画面を見ると如何にも怪しい文面だった。
【貴方は馬鹿とテストと召喚獣の世界に本気で行きたいと思っていますか? YES・NO】
真琴「いやいやいや、怪しすぎると思わないの?」
望「もちろんYES♪」カチッ
【何名様ですか?□名様】
望「二名様っと」
カチッ
真琴「その二名って私も含めてる?」
望「いえっさー←」
真琴「本当に馬鹿馬鹿しい…一人で勝手にやってて。」
望「いえっさー←」