魔法学校……

□新たな力
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これは夢なのか、はたまた現実なのか

フールを探すために牢屋から出るのを許されて、
トレカが撃たれ、変な人形が出てきて
・・・それから何があったっけ



なんで俺は1人でこの暗闇に立っているんだっけ




『・・・』



でも最近こういうのを見る時がある。


魔力は感じられない、だから“夢”だと思う


でも身体の感覚は現実で感じるものと一緒




『・・・変にリアルなんだよねーこれ』





だけど魔法を使おうとしても起動しない
レグシーを呼ぶことも、1番得意な闇魔法も




『・・・純粋な水でも』




「無駄なことはやめるんだな」



『!』




暗闇の中から声がする
聞いたことのない声





『まさか、俺が寝てる間に襲ってきたのー?
男に襲われる趣味はないんだけどなー
そういうのはアーチに』



「求めるか、この力を」




俺の冗談は無視をされるが、
でも何故か心の奥底の魔力が疼く



感じたことのないモノ




どす黒い何か
そして俺はその力を求めてる





『・・・申し訳ないけど、知らない人に優しくされたら良くないことがあるから
手をとるなって教わってるんだ』



「・・・考えと言葉が一致していないな」



『素直じゃないんだよね、俺』



「・・・ふっ・・・素直じゃない、?
・・・お前は力に貪欲だ
だから、いずれ呑まれる」




その男がその言葉を放った瞬間
黒いオーラが俺にまとわりつく



・・・とても強力な・・・この魔力




『人にもらった力なんていらないね。
・・・邪魔だから消えてくんない?
ついでにこれも解いてよ』




魔法が使えないのはわかってる
だけど、何かが俺の中で生まれつつある
そして右手に魔力を感じ見ると
真っ黒な魔力が出てきた






『・・・・・・これは、何』



「・・・ふっいずれお前は呑まれる
私によって・・・・・・

忘れるな・・・

私は・・・・・・」





そこで男の人の声が遠のき俺もまた意識を失う





ーーー



また目を覚ますと


レグシーがじっと俺を見ていた





『・・・・・・あ、れ・・・ここは・・・』



「!主人っ、大丈夫なのか?」



『・・・あぁ、うん大丈夫・・・』




レグシーは心配そうにこちらを見る
正直身体は重く感じるけど
俺のことよりやることがある




『・・・ちょっと、大魔法使い様にはなしたいことがあるんだ。

レグシー連絡役お願いしていい?
道は俺が作る』




手を広げて闇の道を作る
この時にも違和感を感じた。

得意な魔法だからなのか
魔力の消費を感じない




『・・・大魔法使い様に聞いてみないとな』



この新たな力について





(・・・なのに特別講義、ねぇ
しかも明日って・・・はぁ)

(あ、そうだ・・・)




☆タイム→???(←NEW?)

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