雨空

□二重人格
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『海さんスキ!つきあおっ!』



海「え?付き合うってまだ沙羅小学生だろ?(笑)
そういうのはね、もう少し大人になってから(笑)」




海さんはすごく優しいお兄さん。
だから初恋の人だし、一緒にいたいとも思った。



その後小6になった私は海さんに呼ばれて家に行った。






『海さ』




いつの間にか海さんに押し倒されてた。
急にこんなことされて戸惑う。

・・・・こんな海さんなんてしらない。



『っかいさ』


海「ニコッそんなに好きならしよっか。
ほら、脱ぎなよ」



『っ・・・待って海さんっ私はっ』



海「何?反抗すんなら郁にこの怒りぶつけるよ。

郁可哀想だね?でも俺は気にしないけど。」



『!っ』



たしかにこの時も海さんのこと好きだった。
でもそれは[恋愛]じゃない。


海さんじゃない好きな人がいて付き合ってたのに。




海「あんなに好き好き言ってた癖に違う男の人と付き合うなんて酷いよね?
俺は待ってたのに。


許さないよ。」



『!海さんっやだっっいやっ』





そのあと抵抗出来ずに私はされるがままだった。




海「沙羅。明日もおいで?」



『!っ』



海「抵抗するなら家族殺すよ」



『!っ行くから、やめて・・・っ』



海「・・・・ニコッ
いい子だね、沙羅。待ってるからね」





笑顔は昔のままなのに。
怖い。




「あ、あと彼氏とは別れてね?
でも直ぐじゃなくて、1回抱かれてからね」


『!』



「俺優しいでしょ?
・・・ちゃんと見てるから。」




逆らえない。ずっと・・・






二重人格





今でもまだ海さんには逆らえないんだ。








・・・・ようわからん+゚ヽ(´∀`*)ヒ〜ハ〜♪*゚+。

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