雨空

□嫌いじゃないけど
1ページ/1ページ






姫「おいでっ音菜っ!!」



『!パァパ・・・っ』




私は昔父親になついていた方だった。
母さんが仕事の時お父さんの仕事よく見てたし。

でも、




「たっだいまぁ〜☆」



『!!』



酔っぱらった父親は部屋に入ってきて(着替えてる最中)
抱きついてきた。





姫「!んんーっvery cute!!♡




『!は、離してっ』



姫「えーなんで?
可愛いのに♡」



チュッ




キス、された。


そこから




『っ!!!助けて姉さんっ兄さ
ん!!!』



亜「!!音菜!?」



音「what!?」




『っ助けっ…やだぁ…っ』



亜「!んのくそ親父…!!!音斗!」



音「OK!ったく酒くさいし!!」




初めて、姉さんと兄さんに頼った気がする。
でも、一人じゃ何も出来なくて。

それから父さんが怖くなった。




姫「ねぇ、音菜!」



『!…』




避けて避けて。
でも、少し罪悪感もある。
でも怖いから近づけなくて。



藤「音菜、アイス食べよっか!」



『!うん…』



藤「…父さんのこと、まだ嫌い?」



『!…怖い。』



藤「…だよな。でも、愛斗もすげー気にしてるから、徐々に直してこうな?」



『…うん』






嫌いじゃないけど



まだ怖い。
でも、優しいのもちゃんと知ってる。





(あっ藤亜!音菜!)
(ビクッ!)
(……(まだ無理だよな(笑)))




っていう姫川家のはなし。
難しい(笑)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ