小説
□境界線
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レン視線
リン…
俺とリンは姉弟という関係。
その境界線を超えることは世間では許されない事だ。
リン「レン〜っはいっバナナっ」
レン「あ、ありがとう。」
リン「どうかしたの?なんか顔色悪いよ?」
心配そうに俺の顔を覗き込む
レン「そ、そうかな。別にいつもと変わらないけど…」
俺が大好きなはずのバナナも喉を通らない。
リン「そぉ?悩みがあったらなんでもリンにいってね!リンはレンのお姉さんなんだからっ」
…っ
リンと俺が姉弟という現実を突きつけられた…
リンは俺の事をただの弟としか思ってない事が悲しくなった
レン「ありがとう。俺ちょっと部屋に戻るね。バナナはリン食べといて…」
リン「………」