天空princess
□奇跡の合間に
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全てを受け止めてくれそうな空
空なら受け止めてくれるのか?
この
空っぽな心を・・・
「あの・・・・・。」
不意に聞こえた少女の声。
「?」
「気が付いたんですね!良かったぁ・・・。」
少女は胸を撫で下ろし、いかにも嬉しそうにしている。
「・・・・・誰だ?」
私が少女に質問すると、少女は大袈裟なくらいにハッとする。
「そうでした!私は尾崎龍華と言います。あの、貴方は・・・。」
あぁそうか。この少女は私の名を聞きたいのか。
私は、私は・・・・・
「私は・・・・・せぃ・・・と。」
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