ABYSS
□良い子の教室
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「お兄さん、そろそろ行こ?」
「…そうだね。行こうか」
蜂蜜色ふたつ。
いつもの場所へと出発する。
「これがスリルあっていいんだよな〜」
豪華な家をこっそり抜け出す。
輝く金をなびかせて。
「早く来ないかなぁ…」
いつもの場所。
銀の少年は待ち切れないと言う様に呟いた。
年中街は冷たい白い世界。
その中を子供達は真っ直ぐにいつもの場所へと向かった。
【良い子の教室】
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