幸村様と十勇士

□幸村様と十勇士
2ページ/8ページ




佐助は不機嫌だった。



はらはらと舞い散っていく桜を眺めてはチッと何回目かわからない舌打ちを鳴らす。


普段の人がよさそうな笑みは見る影もない。



彼が不機嫌な理由。










それは、己の主である真田幸村にあった。




 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ