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□01.君がこんなに無防備なんて
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01.君がこんなに無防備なんて



最近馨を見る男共の目がおかしい。
それに、やたら馨に話かけようとする。
まぁ、そんなの僕が阻止してるけどね。

馨の色気はハンパない、と最近改めて思う。

一緒にいるだけで理性が砕けそう。


とにかく僕が言いたいのは馨の色気はハンパないってこと!!


「馨さーーんvV」

来た。
馨を狙う奴らが。


絶対馨に指一本でも触れさせてやるもんか!
断固阻止!!


「馨さん!今日も綺麗ですね!」

お前等なんか馨の眼中にないんだよ!
っていってやりたいけど僕は優しいからね。

席を立ち馨の元へと向かう。

「かーおるっ何してんの?」


そう言いながら奴らを睨んでやる。

まったく…
馨は本当、無防備なんだから。
あいつらが馨を狙ってることなんか全然わかってない。



「…じゃあ僕達帰るね!次もまた来るから!」

帰れ帰れ!
次も絶対邪魔してやる!!


そんな奴らにも優しい馨はバイバイと手を振っている。

「馨」

僕がいつもより低い声で馨を呼ぶ。

馨はさっと顔を朱くした。

かわいい…



ちゅっ


僕は思わずキスをしていた。

「ひ、かるっ//ここ教室っ」

「ごめん、ごめんvVでも馨っ!お前無防備すぎ!」

「…はぁ!?なにいってんの……!!っ!?」


「んんっ……っ……は、ぁ…!」

「ほら、無防備すぎ」





「「「「「「「きゃぁぁぁぁあ!!!出張ホスト部よ!」」」」」」」



「ぁ……!やべっ」

「っっ//ばかひかるっ」


「逃げるぞっ!!」







独占欲の塊

(君がこんなに無防備なんて)

(光の強引なキスも好きだったり……)

(馨は僕のだ!!!絶対渡さないっ)

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