Mulier
□素直になれない
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――DANSO甲子園
私たちは今、DANSO甲子園の収録中で、優子がOL役で佐江がﾊﾞｰﾃﾝﾀﾞｰの格好をしてるんだけど…
佐江｢その頃に比べて、とても魅力的になっていますよ！｣
会場｢｢｢…ｷｬｰｰｰｯ!!!｣｣｣
まぁこうなりますよねι
でも、『佐江は私のです！』…とは言えないし
――収録後
優子｢ヤバいっ！！
佐江かっこよすぎ！｣
智美｢ちょーヤバい！！
もう佐江ちゃん結婚してっ！｣
おいおいおい！
佐江は私のだって！！
収録後、ﾊﾞｰﾃﾝﾀﾞｰの格好をした佐江は案の定ﾒﾝﾊﾞｰのみんなに捕まり、ハーレム状態になっている。
私はというと…
離れたところで佐江を盗み見。
佐江｢へへっ…ありがと！｣
なんて、佐江もまんざらでもない顔をしている。
私が佐江を見て(盗み見)いると…
高みな｢人気者っすね、佐江は(笑)｣
高みなが笑いながら、私のところに来た。
玲｢そりゃ佐江だからね…｣
高みな｢良いんすか？あのままで…｣
高みながハーレム状態の佐江を指差しながら言うもんだから
玲｢…知らない。
良いんじゃないの？別に｣
つい、冷たく言ってしまった。
高みな｢そっすか。
……ちょっと待ってて下さい！｣
そう言って、佐江たちのところに行く高みな。
…？
待っててって、何で？
んー、まぁいいや。
私はとりあえず次の準備をしようと思い、無視した。
…が私が準備をしていると、いきなり後ろから抱きしめられた。
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