Mulier

犯罪者にする一歩手前まで
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犯罪…それは世間にはいろいろあって、私が考えていることも犯罪に入る。


21才の玲さんに、14才の私…

玲さんが中学生である私に、手を出せば犯罪になる。


だけど私は玲さんが大好きで…私にだけ構ってほしい。



ねぇ、玲さん…
どうやったら、犯罪にならないのかな?

私が早く生まれてくればよかったのかなぁ…









─────…


玲「じゅ〜りな♪」

珠理奈「あ!玲さん!」

玲「今日も可愛いなぁ♪」



そう言うと、玲さんは私を抱きしめてくれる。


私はこの瞬間が大好きで、唯一玲さんを一人占めすることが出来る。


珠理奈「ぎゅぅう!」

玲「ぎゅぅぅうっ!」



私たちがずっと抱きあっていれば、篠田さんも交ざってくる。



麻里子「あー!
玲が篠田の珠理奈に抱きついてる!」

玲「麻里子のものじゃないよ〜♪」

珠理奈「篠田さんもぎゅうッ!」

麻里子「さすが!
珠理奈分かってるねー♪」



私が篠田さんに抱きつくのは、玲さんに抱きついてる瞬間が嬉しいのと同時に……やっぱり苦しいから…



すると、篠田さんが思いついたように携帯を取り出して…


麻里子「あ!ねぇ…
三人で写真撮ろっか!」


と言った。

それに玲さんは賛成し、私に両手を広げてくる。


玲「おぉ、いいねー!
じゃあ、珠理奈おいでー!」


私は少し心に傷をつくりながら、その両手にダイブする。


麻里子「こらー!
篠田を忘れるなー!」

珠理奈「大丈夫ですよ!
篠田さんのこと忘れてませんから(笑)」

玲「へんっ!
麻里子にはやんないよーだ!」



っ///
玲さん、その言葉期待しますよ?//


私たちが……篠田さんと玲さんが私の取り合いをしていると…


カシャッ!
カシャッ!

どこかでカメラのシャッター音がした。





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