Mulier

何でもない日常
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今日は仕事が休みで、家で恋人の玲とまったりしている。


佐江はこの時間が一番好きで、よく玲にひっついてる。

だけどいつも玲は佐江から逃げるんだよね。

だから、今日は珍しいんだ♪





佐江「んー、…ふふ♪」


玲「なんか嬉しそうだね?佐江」




今、佐江はソファに座ってる玲の肩に頭をのせている状態。


佐江が嬉しくて笑えば、玲は反応してくれる。




佐江「…ふふ、だって玲と二人っきりだから♪」


玲「いつも二人っきりじゃん…」


佐江「いつもは玲が逃げるから……こういうのは久しぶりだもん!」




そう言って佐江は玲の左手を握る。


そうすれば、玲は必ず佐江の指を絡めてくれる。

俗に言う、恋人繋ぎになる。




佐江「へへ…//、玲……」


玲「んー?」


佐江「好きだよ…///」




佐江は小さく呟くように言ってやる。


すると玲は、絡めている佐江の手にきゅっと力を込めて、佐江の頭の上に寄りかかる。




玲「…うん、知ってる」


佐江「ず〜〜っと、一緒だよ?」


玲「うん、それも分かってる…」


佐江「玲に会えてよかった…///」




佐江がそう言えば、玲は優しく佐江の名前を呼ぶ。



玲「さえ…//」


佐江「玲…///」



それに答えるように、佐江も玲の名前を呼ぶ。










こんな、何でもない日常が佐江は一番好き。


何をするでもなく、ただ好きな玲とまったりして過ごす時間…

それが何よりも大切。





END.
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