小話(会話文)シリーズもの

□座敷わらしと天狗さま その6〜その10
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座敷わらしと天狗さま その6

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山本  「あー!いたいた、ツナ!お前ヒバリ兄弟知らねぇ?」
ツナ  「あっ山本!大人ヒバリさんはちょっと今取り込み中でいないんだ。ちっちゃなヒバリさんならここにいるけど・・・。」
山本  「困ったなぁ、神様に奉納する舞が途中で放置されてっから、早く続き踊ってほしいんだけど。」
ツナ  「えっ!?そうなの?」
山本  「ヒバリ兄が踊ってたんだけど、一曲終わって小休止のあいだに消えちまってさぁ。このちっせーのがヒバリ弟かあ?ヒバリ弟って中学生じゃなかったっけ?」
ツナ  「いやそれがいろいろあって・・・ちっちゃくなったまま元に戻れないんだ。」
山本  「・・・こんなちっちゃい坊主でも踊れるのかなあ?なぁ、お前、できる?」
小ヒバリ「かみさまの おどり ぼく おどるよ。ちゅなよし、じんしゃまで つれてって。」
ツナ  「ヒバリ兄助けに行かなくていいの?舞なんて途中で終わってもいいんじゃ・・・」
小ヒバリ「だめなのー。『はくめんの』が おきちゃう」
ツナ  「ナンデスカソレハ。」
リボーン「『白面の』ってのは『白面金毛九尾』のことだゾ。並盛神社はヤツをお祭りしてる神社だからな。アイツが起きると厄介だ」
ツナ  「いやぁぁぁ!なんか関わるとすごいトラブルに巻き込まれる予感がひしひしと!!オレは何も聞かなかった何もわからない何も知らない〜〜」
山本  「ヒバリ弟がちゃんと舞えたら問題ないんだし、早く一緒にきてくれよー」

リボーン「ま、それじゃ俺は一人で天空の城にいってくるゾ。お前ら神社行ってこい。チャオチャオ!」
ツナ  「あっ、リボーン!!・・・・・・本当に一人で助けにいってくれた?なんか怪しいなぁ・・・」


ツナ  「ここが舞いを踊る境内かー。ちょっとドキドキしちゃう」
小ヒバリ「おどるから ちゅなよし これ あずかっててね。 じゃあ さがってて。」
ツナ  「はーい。ヒバリさん、大人ヒバリさんのきんちゃく、オレ預かってますね。頑張ってください!・・・うわ〜ヒバリさんの舞い、 すっごい可愛いなあ。」
山本  「坊主大丈夫なのかなあ・・・。あ、こけた。」
ツナ  「あぁっ、ヒバリさん盛大に転んだ!・・・あっ、起き上がった!・・・うわ〜瞳に涙いっぱい溜まってる・・・ううう、駆け寄ってぎゅって抱きしめてあげたい・・・」
小ヒバリ「うーっ、・・・がんばるもん・・・・」
ツナ  「ひゃあ、またこけた!顔面強打した!!うわー・・・痛そう・・・だ、大丈夫かなあ」
山本  「泣きながら踊ってる・・・かわいーけど悲惨だなあ。」

2011/10/17

山本の正体は一体何なんでしょう?私にもわかりません。(決めていない)
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