小話(会話文)シリーズもの

□座敷わらしと天狗さま その11〜14
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座敷わらしと天狗さま その12

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リボーン「おーい、エスプレッソおかわり。」
雲雀兄 「僕はロイヤルミルクティ。」
正一  「うっうっうっ、僕は給仕係じゃないんですけど…。気分は動物園の猛獣のエサやり係…。白蘭さん一体どこいっちゃったんですかーっ。」



リボーン「なぁ、ヒバリ。お前の弟はツナとらぶらぶいちゃいちゃライフを満喫してるようだが、お前はそういう相手欲しくないのか?」
雲雀兄 「赤ん坊、僕に群れろっていうの?」
リボーン「群れじゃなくて、つがいだ、つがい。伴侶のことだ。どうだ、ヒバリさえよければ俺の愛人の一人に加えてやるゾ。そんでずっとオレに膝抱っこしてくれればいいな。お前のヒザはなかなか良いヒザだ。」
雲雀兄 「膝の素晴らしさを褒められてもねぇ…。僕は舞を踊らないといけないから伴侶は持てないよ?愛人の一人になんかいれてくれなくていいから、僕と闘いなよ。そうしたらいつでも膝抱っこだろうと膝まくらだろうと何でもしてあげるよ。」
リボーン「うーん、振られたかー。」



白蘭  「雲雀ちゃーん!まだ無事〜?いい子にしてた〜?」
雲雀兄 「……!」(←水晶珠から出されたときの攻防で敗北しているので逆らえない)

リボーン「うおっ!? 白蘭、背後に立つな!そんでもって俺ごと雲雀を抱きしめるなっ!お前はなんだかピントがズレている様な気がするゾ!」
白蘭  「やだなぁ、雲雀ちゃんもきみも、どっちも可愛いから丸ごと抱きしめちゃいたくなるんだってー♪」
リボーン「俺はお前を愛人にするのは御免だゾ!」
白蘭  「あははー、振られちゃった♪」
リボーン「そういいながらヒバリの耳元に顔を寄せるなーっ!なんかお前はアブナイ気がする!」

白蘭  「あはは、気のせい、気のせい。(耳元でこそっと!)…ねぇ、雲雀ちゃん。雲雀ちゃんってやっぱり僕が今まで見た中で一番綺麗で可愛いひとだねっ!どう?僕と結婚を前提としたお付き合い、しないー?」
雲雀兄 「……?(声が小さすぎてよく聞こえなかった。)決闘を前提としたどつきあい? …いいよ? 望むところだ。」
リボーン「ちょ、ちょっとまてヒバリー!! ほいほい返事するなーっ、お前騙されてるっ!!」
白蘭  「わぁい♪ これで雲雀ちゃんは僕の婚約者だねっ!」

ちゅっ!

雲雀兄 「……!!」
リボーン「な、なんてこった!遅かったー!ほっぺにチュウされちまったぁー! 俺がついていながらなんてことだ…! ちなみにとても説明くさいが、ほっぺにチュウの求愛は妖魔の掟じゃ断れないんだぞーっ! 白蘭、今すぐ取り消せーっ!」
白蘭  「えーっ? せっかくこんなタナボタ状態なのに、やだよー。」



2012/01/21


白蘭さま…(ノД`;)
なのでちょっと良い目(?)を見させてみました。
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