小説

□ねこの森には帰れない U
1ページ/6ページ

こちらは、へこたれない綱たんと天然雲雀さんがお送りする超ラブコメ2718!です。

綱が雲雀さんとの営みを赤裸々に激白していて下品なのでR-18です。

リバ苦手な方には拷問のような内容となっておりますので、ご注意ください。


※こちらの話はねこの森には帰れないで二人が初夜(笑)を済ませてから3ヵ月後のお話です。
まだ綱は、雲雀さんが自分のことをずっと好きだったことを知りません※



■■■



始まりは一本の電話からだった。



『うおおい、ツナヨシ。お前今ヒマか?』
電話の主は、スクアーロ。ヴァリアーの幹部から電話が来るとは珍しい。
「誰に向かって言ってるんですか。暇なんてそうそう有るわけ無いじゃないですか〜」
オレは笑いながら適当に返事をした。その合間にも書類に目を通しつつ、判を押していく。
早く仕事を片付けて、『お隣さん』に遊びに行きたいのだ。

『そうなのかぁ?結構ヒマだって聞いてたんだけどなあ』
「まあそりゃ、色々とありますよオレだって…」
スクアーロの言葉に、曖昧に相槌を打っておく。
確かにオレの仕事は雑用まがいのことが多いので、決して忙しくて死にそうということは無い。
だけど、今のオレにはいつでも会いたい愛しい人がいるわけで…。
ぶっちゃけ自由になる時間はずっと『お隣さん』に入り浸っていたい。

『しょーがねぇなー。お前さんが忙しいなら、やっぱりフーキのほうに連絡して迎えにきてもらうかあ』
「……………。ちょっと。今、何ていいました!?」
握り締めた受話器がミシミシミシっと嫌な音を立てた。
危うく握りつぶすところだった、危ない危ない。
『だからあ!お前さんとこの雲の守護者がウチで潰れてるから、引き取りに来て欲しいんだがなあ』
「ちょ…!!なんでそれを真っ先に言わないんですかーっ!!ヒマなんか溢れるほどありますってか、つくりますよっ!!」




ボンゴレのイタリア本部の土地はとてつもなく広い。
オレが居る建物からは、ヴァリアーの本部よりも、隣の敷地の風紀財団のほうが近いという良く分からない造りになっていたりする。(風紀財団までは車で5分、ヴァリアーまでは車で30分以上)
なので、オレが連絡を貰ってから現場に駆けつけるまで結構時間を食ってしまった。


「ヒバリさーん!無事ですかっ!?」
ドターンと大きな音をさせて扉を開け放つと、その場にいた面々が一斉にオレのほうを向いた。
「うおおおい、ツナヨシ。遅えぞー、ってか、オレらは別に何にもしとらんぞー。失礼なヤツだなあ」
「あ、おっかさ…じゃない、スクアーロ!ヒバリさんどこですかっ!?」
スクアーロってなんだかヴァリアーのおっかさんだよねー。なんていつも仲間内で話してかたからつい呼びそうになったよ、危ない危ない。

顎で示された部屋へずんずん進んで、また扉をバターンと開け放った。
次の瞬間。
「うぎゃ〜〜〜〜!!ひっひばりさんっなんて格好してんですかーっ!!」
オレは思わず絶叫してしまった。




■■■


内容ありません。かなりキャラ崩壊注意報発令。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ