poem

□ぶるーべりーぱいのうた
1ページ/1ページ

小腹が空いたら130円を握って食堂へ

今日も買いにいくよ
ブルーベリーパイ

今日はどんな君がいるのかな?
2限と3限の間

パイ生地はサクサク
中はどろどろ
味は甘酸っぱくてなんだか恋の味、なんてね(笑)

中のジャムはどろどろ
はしっこはちょっと固いのね
素直じゃないぼくに似てる


教室でぼっちそんなときは食堂へ

今日も会いに行くよ
ブルーベリーパイ


今日は行けなかった
ああ、昼休みじゃ君はいない


他の子のブルーベリーパイ
パイ生地がポロポロこぼれてる
全部は食べれない
わかってるよ
やっぱり恋みt((ry

だってわかってるよ
君の全部を知ることはできないんだね

それでも・・・


君に会いたくなったよ、ほら、食堂へ

今日も君とすれ違う
ぼくの好きな君

恋心、バレてるかな
パイ生地の合間から見えるジャム
ぼくとおんなじだ

さぁ、勇気を出して


"何にしようかな"
呟いてる君
勇気を出して言った言葉
"ブルーベリーパイ、美味しいです、よ、"
すぼまる語尾カッコ悪い

ビックリする君
…失敗したかな

君が微笑んだ
"ありがとう"

心臓はばっくばくまた君に惚れる

今日もぼくはブルーベリーパイ



ぶるーべりーぱいのうた



.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ