poem

□君のいた街
1ページ/1ページ

いつも通り起きた朝
コーヒーの嫌いな君のため
ミルク多めのフレーバーティ
机の上にカップ1つ

君と笑ったカフェテリア
君と手をつないだ歩道
その端に咲いていた花も

今は もう 枯れただろうか

あぁ、君に会いたいな
家を飛び出し街を歩いた


携帯のフォルダにある
たくさんの君のかけら
君の好きな夕焼け
一人で切り取る

あぁ、君に会いたいな
君の瞳に映っていた空は
もう ないのに


君と話した全ての
くだらないこと
切ないこと
楽しいこと
寂しいこと
愛しいこと
苦しいこと
忘れないよ
泣いてないよ
だけど あれ なんで
夕焼けが 涙色だ


あぁ、君のいた街よ
また花が咲いて
意味のない夕焼けも綺麗だ

愛し君へ 今行くから






爽やか100%

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ