ダイヤのA
□無
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君はどうしてそんなに綺麗なの?
君はどうしてそんなに可愛いの?
君はどうしてそんなに笑顔が素敵なの?
君はどうしてそんなに眩しいの?
俺には君は眩しすぎる。
早く何処かに行ってくれ。
このままじゃ俺の目が潰れてしまう。
君を壊したい。
君をぐちゃぐちゃにしたい。
眩しくならないようにしたい。
俺は君を何度締め付けただろう…。
無惨に抵抗する姿が素敵だった。
君はいつの間にか抵抗しなくなった。
俺をキツイ目で見なくなった。
暫くすると君の肌は冷たくなっていた。
これで俺は良かった。
良かったはずなのに…。
何故泣いてるのだろう。
俺はその場で泣き崩れた。
君の眩しい全てが…………もう一度…
見たかった。