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□一緒に頑張ろう!
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ある日のことです。
私は家の都合で、転校しないといけなくなりました。
・・・別に寂しいとか、嫌とか、そんなことはみじんも思っていない。
だって退屈だったから。
むしろ、何か面白いことが起きそうでワクワクしてるぐらいよ。
お父さんには「聖石矢魔学園」という学校を紹介されたけど、私はその近くにある「石矢魔高校」を選んだ。
だって、噂によるとヤンキー率120%らしいよ?
面白そうじゃん?
お父さんにそのことを言った時は凄くビックリしているようだった。
でも私の意思だからってお父さんはあっさりOKしてくれた。
『フフ・・・楽しみだな!』
私は登校中の道を少し急いだ。
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