お話
□好き?
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時期は、10月。新しいクラスとなって早くも半年が経ったけど…。
「ねぇ、あっちゃん。」
「どうしたの?陽菜。」
あの小嶋さんと仲良くなりたい。だって、可愛いから。頑張って大島さんは、仲良くすることを断言する。
「また、言ってる。」
「あっ?さえ。」
「口に出てたよ。優子、意外にへたれだねー。」
ニヤニヤしながら言ってくるさえ。ったくさえとゆきりんを引っ付けたのは、大島さんなのに…。手伝ってくれないのかな?恩を恩で返してほしい。
「さえは、応援してるよー。」
「手伝ってく「頑張れ。キャプテン!!」
さえは、そんなことを言って教室のドアの所にいたゆきりんの所に行った。
「イチャイチャしやがって」
いいよ。大島さんは頑張って。小嶋さんと友達になってみせます。