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□私、ヤンデレですか?
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「・・・ねえ変な匂いするんだけど」


「気のせいじゃね?私には匂わん」


「いやこれ明らかに怪しいだろ。だって色おかしいじゃん。じゃん」


「・・・チッ」


「舌打ちィ!?何この子!怖いんですけどこの子ォ!!」



「煩い死ね」



「ちょ・・・マジ酷くね?」


「いいから黙って殺されろ!!」


「嫌だァ!俺は生きるゥ!!」


「未練タラタラかよ。ハッ。いいから死ねよ」


「お前同じことしか言ってないからね!?どんだけ俺を殺したいの!?」




どんだけって・・・

いっぱい?




「たっく・・・さっさと殺さればいいものを・・・」



永遠に私のもの。

銀時は、絶対誰にもあげない。



「良くないから!全然良くないから!お前は良くても銀さん未練いっぱいあるから!!」


未練、ねー。


「じゃあいっこ言ってみ?」


「え?えーっと・・・パフェもっと食いt「ほらな。
糖尿病なんで死ぬより私に殺された方が良くないか?」
良くねーよ。ていうか何ほらなって」





思ったとおりの結果だったんだよ。



「お前の答えることくらい大抵見当はつく」


「はぁ、そりゃどーも」



「という訳で死ね」


「何で!?前後で繋がってないから!ていうか俺の話聞いてた!?」


「ていうか私に殺されろ!」


「あダメだコイツ聞いてねえ」




何がダメなんだよお前の方が駄目だろ。


・・・私は好きだけど。





銀時は呆れた表情になって、ソファに座ってジャンプを読み始めた。


先週のだけど。




「銀時?」


「・・・・・・・・」



「・・・銀時、」


「・・・・・・・・」


「・・・・・・」



・・・・・・シカト?




「・・・・・」


「・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




「「・・・・・・、あの・・・何。・・・いやこっちのセリフだし」」



ハモった。


・・・何が言いたいんだろう。




「・・・何?」



「・・・好き」



それしか、ないだろ。


死んだ目が少し大きく開いた。

顔が少し赤い。





「俺はきらーい」


「・・・あっそ」


「ちょっと傷付いたろ」


「目ェ腐ったんじゃねえの」


「嘘だよー。好き」


「・・・・・・//」


「顔赤ェぞ」


「煩ェ死ね」


「やだね」



・・・誰のせいだと思ってるんだ。










私、ヤンデレか?

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