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とある朝。
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窓から眩しい光が差す。
まだ少しだけ寒さが身にしみる。




「やっべえ!もう時間がねえよ」


彼は食パンをガツガツと頬張っている。



『ったくもう、早く起きてきなさいよ!』



「だってよーまだ寒いし、眠いし!」



呆れてはぁ、と溜め息をつき、グラスに入ったオレンジジュースを渡すとすぐに飲み干した。





「よっしゃ!じゃあ行ってくるわ!」



『え!?これだけじゃ体力持たないよ?』



「パンかなんか歩きながら食べてく」



『意地汚い…』



「うっせー、仕方ないだろ」



『はいはい、じゃあ行ってらっしゃい!』



「おう!行ってき…………あっやべえ!」



『なっ何!?』






ちゅっ






『はっえっ!?//』



「忘れ物!」



『いきなり……//
もうっ早く行ってこーい!!』



「へいへい、行ってきまーす」





毎日こんな感じ。

朝っぱらから騒いでるけど、まぁこれが私たちの生活。







とある朝。
(見送る吾郎の背中には、朝日が反射しキラキラしていた)





 

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