めちゃshort
□焦がれる。
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―ジュ〜・・・―
「ねぇ、ユノ。」
「ん？」
―ジュ〜・・・―
「焼かれてる肉って、恋心に似てません？」
「は、はい？」
―ジュ〜・・・―
「焼かれてる肉が想う心で、焼く火がその想いを更に大きく焦がれさせる恋の炎で・・・」
「お、おぅ・・・」
―ジュ〜・・・―
「焦がれに焦がれた恋心は自分の恋い焦がれる相手の元に飛び込んでいく。」
「・・・タレがその恋い焦がれる相手か？」
「そんなとこです。」
―ジュ〜・・・―
「お前の恋い焦がれる相手は誰？」
「・・・さぁ？目の前で箸を片手にスタンバってる26歳児ですかね？」
―ジュ〜・・・―
「・・・俺はタレか？」
「・・・そんなとこです。」
―ジュ〜・・・―
「あ、ほら。ユノ。焼けましたよ？お肉。」
「お、おぅ。さんきゅ。」
「おいしーですねぇ、焼き肉。」
「うまいな、チャミナ。」
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