Poem

□†涙†
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“いかないで…”



そう叫んで伸ばした僕の手は空を斬った





届かなかった…






止められなかった…






失ってしまった……





僕の頬に雫が伝った



拭っても…拭っても拭っても流れてくる…



まるで、止むことを忘れてしまった雨のように…



自分の意志に反してとめどなく流れてくる



━━貴方が居なければ生きてる意味はない━━




僕は自分に……






銃をむけた






“貴方に会わなければこんなに悲しまずにすんだのかもしれないね”


end

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