黒子のバスケ

□蓋をしよう
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「笠松せーんぱい!」
今日も黄瀬は俺に飛びかかってくる。
「何とかならねぇのか」
「何がです?」
「これ」
好きなヤツに抱きつかれてるのは心臓に悪いんだよ。
「只のスキンシップじゃないっスか」
「だからだよ」
「え?」
黄瀬にとっては俺は只の先輩しかない。
なのに、こんなことされたら期待するだろ…
「とにかく放せ!」
「えー」
「メニュー三倍にするぞ」
「それだけは勘弁してください」
慌てて離れていく黄瀬を見ながら、溜め息を吐く。
これがいつもの事なんだから嫌になる。
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