ブチコミ
□奇怪なキノコ!?
1ページ/2ページ
ある日好きな奴に……――?
「ジーク好きだ////」
「俺は嫌いだっ……」
今日も玉砕…
今日で23回目(笑)
何の因果か惚れてしまったシュダはその日からジークに猛烈にアピールを開始した。
だが、結果はこの通り玉砕の日々。
それでも諦めきれないシュダはこうして何度も告白をしていた。
それはジークと何故か旅をし出したエリーたちも呆れるほどだった。
「あぁまたやってる」
「ほっとけアイツはバカなんだよ…」
そんな会話を数日前にしたある日。
食料はとうに底をついたため、その辺りにあるものを調達して食事を取ることにした。
プルーだって自分で食料を採る。
丁度何かを見つけたらしい。
プルーが見つけたのはどうやらキノコらしく、そして、そのキノコを口に入れた…。
「プーンvV」
どうやら美味しかったらしい。
そのキノコを少し採ってきて、近くにいたジークに手渡した。
ジークはプルーが食べても大丈夫なので自分は焼いて食べることにした。
そして、焼けたキノコを口に運ぶ…。
一つの過ちを残して…、
なんとタイミングがいいのだろう。
どうやらシュダがやってきたらしい。
シュダはまだジークのことを諦めてないらしく、
いつものようにジークに『好きだ』と告げる。
周りのみんなは、
『またやってる』
『何回言っても駄目なものは駄目だろ』等と思っていた。
「ジーク、好きだ。」
ジークは自分に告白しているシュダを見上げた。
(うっ、かわいい//)
結構バカなシュダである。