ブチコミ
□crime deep love
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暗い暗い部屋の一室。
「くっ…つぅ…シュダ…早く此処から出せ…っ」
「俺がそんな事を簡単に聞くと思うのか?」
繋がれた外れる事のない四肢の鎖。
妖しい笑みを浮かべ、ジークを閉じ込めた張本人であるシュダは言う否やカチカチと何かのリモコンを操作する。
物の余りない暗い室内に音が響いた…。
瞬間ジークの躯が跳ねる。
どうやらジークの中にリモコン操作と連動して振動する小型の道具が入っているらしい。
「Σっ…うっ、くっんはぁ…止め…ろ…ん」
そう抗議してもシュダは聞いてはくれない…────
「ジーク…?俺しか此処には居ないのだぞ?何を声を我慢する必要がある…?相変わらず強情だな…それとも…これぐらいの…刺激じゃ足りないか……?」
また妖しくシュダが笑った瞬間…、
鋭い感覚が躯に走る…。
快楽に慣らされた躯は凄く敏感で…────
「っ!んっゃぁああああああっーーー!!」
ジークは叫び声にも似た喘ぎ声をあげる…─────
「気絶したか…──」
冷たい言葉を吐き捨てたシュダは言葉とは裏腹にとても暖かい微笑みを残し部屋を後にした…──
『愛してる』と言う言葉を添えて…────