小ネタ(1冊目)

□数学と闘う
1ページ/1ページ

※設定上眞王普通に生きてます。ご了承下さい(汗)。

《in 眞魔国》

有利 「……えーと、これで良いのか?」
村田 「そうそう。で、今度はこれをこっちに当て嵌めて……」
眞王 「……おい」
有利 「こう?」
村田 「そ。後は計算して答えを求めればOK」
有利 「はぁー」
眞王 「俺を無視するな!」
村田 「何? 勝手に部屋に入ってきといて」
眞王 「ここは俺の国なのだから何処にいようと俺の勝手だろう」
村田 「元、ね。今は渋谷の国だよ」
有利 「まあまあケンカすんなって」
眞王 「で、楽しそうに何をしてるんだ?」
有利 「た、楽しそう……?」
村田 「数学だよ。地球の学問の1つ」
有利 「今テスト週間でさ。今回は教科書とか持ってこれたから村田に教えてもらってたんだ」
村田 「でもビショビショになっちゃったから後が大変だよねー」
眞王 「ふん……。どれ、見せてみろ」
有利 「え!?」
眞王 「何だこれは!? 呪詛か何かか?」
村田 「この程度の問題も解けないなんて眞王も堕ちたもんだね」
有利 「ち、地球の文字だからさ! っていうか教えてもらってるおれの立場は!?」
村田 「渋谷は可愛いから良いんだよ」
有利 「可愛いで済むか! っていうか可愛いって言われても嬉しくないから」
村田 「またまたぁ、謙遜しちゃって」
有利 「いや全然謙遜じゃないし。……ところでさ、こっちの世界でも数学ってあんの?」
村田 「なかったらこの世界の経済はどうなんのさ。まぁ大方の一般市民は読み書きが出来りゃ良いって程度だけどね」
眞王 「…………だから俺を無視するなと言ってるだろう(怒)」



end



【コメント】
'06.3.25.〜4.29.まで拍手お礼として公開していました。
うちの眞王と大賢者は非常に仲が悪い模様。ついでに喧嘩の仕方が子供並です(笑)。
<'06.4.29.UP>

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ