小ネタ(1冊目)

□アイ・コンタクト
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《血盟城 有利の部屋》

村田 「渋谷ー、今日お忍び行くんだろー?(ガチャッと勢いよく扉を開けて)」
有利 「バッ村田、んなデカい声で言ったらバレんだろ!」
村田 「僕に渋谷のコンタクト入れさせてよ」
有利 「断る。(間髪入れず) 眼科医とか専門家ならともかく何でわざわざ眼鏡愛用者なんかに」
村田 「えー、でもウェラー卿にはさせてたんだろ?(口を尖らせる)」
有利 「あの時はおれも不慣れだったし仕方なく……って言うか何で村田がんな事知ってんの!?」
村田 「確かに僕は眼鏡愛用者だけどさ、ちゃんとコンタクトだって着けられるんだぞ。見よ、このミステリアスに輝く青い瞳!(自分の眼を指差す)」
有利 「胡散臭く……な」
村田 「ホラ上向いて。(有利の顔を両手で挟み上向かせる) 大丈夫、僕の瞳を見てたらすぐに終わるよ」
有利 「んな事してて魔王様発動しちゃったらどうすんだよ?」
村田 「あーそっか。じゃあ口元でも見てなよ」
有利 「も、もっと駄目だろ(目を逸らせる)」
村田 「どうして?」
有利 「ど、ドキドキして落ち着かないっていうかキスしたくなるっていうか……っていうかおれ何言ってんだー!?」
村田 (か、可愛い……! うわーもうどうしようこの人!)



end



【コメント】
'07.4.9.〜'07.5.3.まで拍手お礼として公開していました。
『裏マDX!』のシナリオを見ながら思いついた話。
実際口元を見てたら目が伏せ気味になっちゃって駄目だと思います(汗)。
この後予定通りお忍びに出るか、それともこの部屋で過ごす事になるかどうかは、村田の理性に掛かっています。
頑張れ猊下(大笑)!
<'07.5.3.UP>

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