BLEACH 短編 グリムジョー

□青の瞳
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ガチャッ。
私は、合鍵で彼の部屋を開けた。
「お邪魔しまーす。グリムジョーいる?」

シーン・・・。

いないのかな?
まあ、入ろうっと。

『――――スゥ』

部屋から寝息がかすかに聞こえた。

「わざわざ来てやったのに、寝てるな〜?」

きっとソファーで寝てるな。
・・・いたずらしようっと。

予想通りグリムジョーは、ソファーで寝ていた。

私は息を呑み込んだ。
寝ている姿は、男女関係なく美しかった。

グリムジョーは、綺麗な顔してるな〜。

閉じられた瞼には、綺麗な青い瞳が隠されてて・鼻はスーッと高くて・厚くも薄くもない唇で・・・。

ほんとに綺麗・・・。

いたずらするのも忘れて、顔を近づけて見ていた・・・ら
眼が開いた。

「わっ!!」
私が驚いてしまった・・・。
『なんだよ。名無しさん』

私の前には、あの綺麗な青い瞳があった。
「・・・顔、見てたの。」
私は見とれながらいった。

『顔なんて見て、面白いのかよ。』
「うん。グリムジョーの顔は、すごく綺麗だから・・・。」

途端にグリムジョーは、背中を向けた。

もしかして・・・。

「照れてる?」
『っるせ〜。ほっとけ。」

照れてるな。うん(^-^*)

でもそういうトコや全部ひっくるめて
「・・・大好きだよ。グリムジョー。」
『分かってる。』


『俺も・・・。』
グリムジョーは、ポッツと言った。

「?なーに?」
『何でもねぇよ。バーカ。』

意地悪・・・。

でも、大好き。
隣に彼がいてくれたら、すごく安心する。
きっと幸せってこういうこと。

いつも青い瞳の彼がいてくれる。


出会えて良かった・・・。

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