BLEACH 長編 虚夜宮の皆

□お菓子と君
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お菓子と君 1

『藍染さま…。お腹が空きました。』
そう言って最近作られたばかりの破面名無しさんは言った。
「何が、欲しいのかな?」
主・藍染は優しく聞いた。
『…。』
名無しさんは、笑顔で言った。
『お菓子が食べたいです!!』


「お菓子かい?」
藍染は、少し驚いたような困ったような顔をした。
『あっ!無理ならいいです。ワガママは言いません。』
名無しさんは、少し顔を俯けた。
(かっ可愛いらしい・・・。)
「…。よし、分かった。今からなんとかしよう。少し待ちなさい。」
『…いいんですか?』
名無しさんは、心配そうに聞いた。
「ああ。大丈夫だよ。」
名無しさんがとても嬉しそうに笑った。
『ありがとうございます!藍染さま大好き』
ニコニコと名無しさんは微笑む

藍染はとても嬉しそうに笑った。


果たしてお菓子はどうなるんだろうか?
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