BLEACH 長編 虚夜宮の皆
□お菓子と君
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「……ということで、皆にはお菓子を作ってもらいたい。」
「「「「「はっ?」」」」」
藍染によって4人の破面+元死神は収集された。
ウル「………」
グリ「いやいや。人選ミスってるだろ?」
市丸「グリムジョーに同意やわー。」
ノイ「っーか、約一人得体の知れないもの作るヤツがいるぜ?」
ザエ「……誰のことかな?」
ザエ以外「「「「お前だよ!!」」」」
5人……市丸ギン、ウルキオラ、グリムジョー、ノイトラ、ザエルアポロ達は口々に言い合う。
藍(仕方がない……)
藍「ちゃんと理由はある。」
ウル「何ですか?」
藍「他の皆は、やることがあるらしくてね。君達はヒマ………手が空いてそうだったからね。」
5人(((((ヒマそうだからって言おうとしてたな)))))
藍「名無しさん、こっちにおいで。」
すると椅子の影から名無しさんが現れた。
『んー?何ですか?』
名無しさんは、眠たそうに目をこすって首を傾げる。
藍「5人が君のために、お菓子を作ってくれるそうだよ。」
『本当ですか?!』
パァッと明るく笑う名無しさんの笑顔を見て、その場にいる5人は何も言えなくなった。
市丸「……しゃあないな、ここは名無しさんのために頑張らな」
4人は静かに頷く。
数時間後、彼らは各自で調達したお菓子をもってきた。