視界は詩界。

□星空アクアリウム
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星を求めるままに空を眺めたのはいつが最後かな?
憂鬱や、観測などに切り替わる。
言葉の餌食だね。


夜空の絵の具の色は少なくて、濃くて、淡くて。
昔の鮮やかさは何処に行ったのだろう。


あぁ、空想の深海を書きなぐった。
幾何学的にも感じる生物達が泳ぎ出す。


真っ暗な、真っ黒な闇夜に浮かぶ月様にロケットで逢いに行こう。
汚なくて、淀んだ深い空は自分が描いたものだろ?
怖がらずに、飛び出せよ。


煌めいて、尽きていく流星群。
ただ、願いを込めて明日へ、明日へ、明日へ……。


真っ暗な、真っ黒なキャンバスに想いを塗り潰して行こう。
幼くて、拙く、綺麗な空はもう描けないのだから。
飛び出して、輝けよ、ロケットスター。

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