pokemon

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「ほう、見たこと無いポケモンじゃな。」



オーキド博士は興味深そうに見る。



『私の一番のパートナーです。』



そう、ガブとはどんな苦労も一緒に乗り越えてきた


私はガブの考えが手に取るように分かる



そしてガブも私の考えを読みとってくれる


私達は一心同体だ



「ゆけ、ガルーラ!」


『ガルーラ??見たこと無いポケモンだ・・・』


「確かにガルーラはカントー地方でも珍しい方のポケモンじゃな。」


珍しいポケモンか、それを持ってる所流石博士、というところかな


『じゃぁ、準備はいいですね・・・!ガブ、ドラゴンクロー!』


「む、かわしてピヨピヨパンチじゃ!」



『あなをほるで避けて!』



まずは相手を観察するんだ・・・



相手はピヨピヨパンチをしてきた。



ということは・・・ノーマルタイプか?



いや、まだ断定できないな。ノーマルタイプの技はどのポケモンだって使えるんだから。



「ガルっち、じしんじゃ!」



『マジかよ・・!』



あなをほるを使っている今、ダメージは2倍。



『ここは一つ試すか、ガブ、かわらわり!』



かわらわりを喰らったガルっちは大きく後ろにのけぞる


『お、ビンゴ!コイツはノーマルタイプだな。じゃぁ、もう一発、かわらわり!』


「・・・・・。」



・・・かわらわりをもう一発くらったら結構危ないのに何で指示しないんだ?



何か企んでる・・?



「見た所このポケモンはドラゴンタイプのようじゃな。」


『!?』


「ガルっち、れいとうパンチじゃ!」


『しまった!』



このガルっちってポケモン、れいとうパンチも覚えていたのか


『大丈夫、ガブ?』


ガブはまだ行けると首を縦に振る。



『よっしゃ、・・・とはいう物の・・・どうしようか』


考えるふりをしながらガブにアイコンタクトを送る



(ガブ、気付かれないように“あれ”をして。)



「どうした、もう終わりか?」


『オーキド博士、周りをよく見て下さいよ♪』


「ムッ、これは・・・砂嵐か??」


砂嵐はガブの強さが最も引き出しやすい天候だしね。


『当たりです♪そして、ガブの特性はすながくれです!』


さて、準備は整った。



『じゃぁ、フィニッシュと行きますか、ガブ。かわらわりだよ!』


砂嵐に身を隠しながらガルっちに近づいたガブは一気にかわらわりをガルっちにたたきこむ。



『最後はドランゴンクロー!』



「ガルっち!!」



かわらわりとドラゴンクローをもろに喰らったガルっちはそのまま地面に倒れた。




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