pokemon

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さて、どうやってナナカマド博士に報告しようかな〜?


あ、そう言えばポケモン図鑑貰ったから猫々が何ていうポケモンなのか調べないと。



『えっと、ポケモン図鑑の電源ってこのボタンかな?』


お、ついたついた、ビンゴ。



『ふ〜ん、ニャースっていうんだ。レベルは6で覚えてる技は・・・ひっかく、なきごえ、かみつくか、うん、いい感じじゃん!』


なんか、初めての冒険って感じで!


『で、どうやって博士に連絡しよう・・・;;』



あ。そうだ、ムクホークじゃん!


『よし、出てきな、ムクホーク!』



急いで手紙を描いてムクホークの足にくくりつける。


『ムクホーク、シンオウ地方に自分で帰れるよね?これ、博士に届けて欲しいんだ!』


私がそう言うとムクホークは飛び立った



『よし、これで問題解決!ユイは今日も絶好調!!』


「ユイ!お祖父ちゃんには会えた?」


『ナナミお姉ちゃん!』


あれ、もしかして今の独り言聞かれちゃったりする?


うわ、恥ずい!気まずい!


「あら、ニャースじゃない、可愛いじゃない!」


『うん、此処に来て初めて捕まえたポケモンだよ!あとオーキド博士からポケモン図鑑を貰ったんだよ!』


「あら、それなら私の弟と一緒ね。覚えてるでしょ?弟のグリーン。」


えと、グリーンっていったら・・・


あ、あのトゲトゲ頭の!


あの、初めて会ってきたら年上の、年上の私にナマイキな口をきいてたあのトゲトゲ坊主!


年上っての大事だから2回言ったよ!


あ、でも仲良くなってからは結構いい奴だったけどな!


『うん、覚えてるよ!グリーンも図鑑を貰ったんだ。』


「そうよ。この間旅にでかけたけたから会ったらよろしくね。」


グリーン、私の事を覚えているのか?もう5年以上あってないケド・・・;;


まぁ、会ったらその時にどうにかすればいいし、アイツがもし私の事を思い出さなかったら殴ればいいしね!


うん、それで解決解決!


『うん、じゃぁ、そろそろ出発するね。』


「あ、待って!」


ナナミお姉ちゃんは地図を取り出して私に差し出した


「タウンマップよ。きっと貴方の冒険に役立つわ。」


『ありがとう、ナナミお姉ちゃん!』



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