東方小説

□短編 エイプリルフール(作者×咲夜)
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俺はリイン、外来人で能力に目覚め元の世界に帰れなくなり今は必要最低限しかない幻想郷では普通である木で作られた、田舎風の家でのんびり過ごしている。

まぁ今日は4月1日!エイプリルフールだ。

ということで、咲夜さんに嘘をつきに行こう。

その前に紅魔館にどう侵入するか……

といっても、美鈴は寝ているだろうから入れるだろう……

「とりあえず実行しなければ!」

俺は家の戸を開き、紅魔館にむかってダッシュでむかった。



主人公移動中…



いつも通り少し薄暗く、木々に囲まれていて、建物の部分だけ木がない紅魔館の門前についた。

「美鈴よく寝てるなぁ」

さてその間に通るか……

「どこに行く気かしら?」

と入って間もない頃に後ろから凄い聞き覚えのある声がした。

「おぉ咲夜、探す手間が省けた!」

「ほんとに……呼ぶ時は美鈴を通してっていつも言ってるじゃない」

「えへへ、とりあえず美鈴寝てますんで起こしてきます」

「いいわよ、起こしてくるから」

「まぁまぁ、起きろーめーりん」

俺はそういうと共に美鈴のほっぺたを引っ張った。

「いたたたた!」

「起きたか?」

「おきまふた……」

「あ、すまんやり過ぎた……」

「いえいえ……寝てた方が悪いんですから」

「そんじゃ咲夜の元に戻るからー寝るなよー」

「あ、はい!」

俺は再び門を通って紅魔館のお花がすごい咲いた庭に入り咲夜の元に戻った。

「お待たせってなんでそんなに怒ってるんだよ」

見ると少し頬を膨らました咲夜がいた。

「なんでもないですー」

「ごめんって、な?」

そういいながら、俺は咲夜に近寄り頭を撫でた。

「そ、そんなことされたら……何も言えないじゃない……」

「あ、そうだ重要なことを言いにきたんだ……」

「何?」

「俺、遠出しなきゃいけなくなったんだ……結界が張られて一生出れない所に」

「そんなところある訳ないでしょ?」

「あるんだ、みんな知らない所に連れていかれるんだ……」

「え……?」

「今日で別れよう、咲夜」

「嫌よ、なら私も!」

「俺一人じゃないと……しかも咲夜にはお嬢様を守る使命があるだろ」

「で、でも!私…は、あなたと離れ…たくない……」

咲夜は泣きながら言ってくれた……

まぁ少々やり過ぎたから反省しないとな。

俺は咲夜の元へ行き、咲夜を包むように抱きしめた。

「リイン……?」

「バーカ離れる訳もない、行くわけもないだろ?こんな可愛い子を置いて離れるなら死んだ方がましさ」

「え……?」

「今日は4月1日、エイプリルフールだ」

「嘘……なの?」

「あぁ、すまんなちょっときつすぎたか」

「きつすぎよ……馬鹿」

「馬鹿で結構だ」

咲夜……俺は何があろうと咲夜からは離れたりはしないからな……


・作者のあとあとコメントコーナー
急展開、文才ない!すいません!これが限界です><
そして、4月1日なのに4月4日に更新……すいません。
咲夜さんは作者仕様なんで本当の咲夜さんは違うんで勘違いはやめてくださいね。ではここまで見ていただきありがとうございました。また短編ができ次第更新します。
指摘や感想の方お待ちしております。・゜・(ノД`)・゜・。
4月4日、エミルドより

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