東方小説

□幻草子の小説版 東方噤忌伝
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俺は夜影 冬夜。

16歳でただの高校生だ。

今は朝起きて必要なもの以外置いてないリビングのソファーでゆっくりしている。

いつものように朝起きて学校行って帰って必要最低限なことして寝る...

そんな生活に飽き飽きしていた...

毎朝何か起きないかなぁと思い

そのたびにため息をついていた。

そう思っているともう学校に行かなければいけない時間だった。

「さて、いくか」

ソファーにかけてある学ランを着て、隣にある鞄を持って玄関にむかった...

本当にいつも通り...

俺は靴を履き扉を開けながら。

「行ってきます」

と一言言って俺は扉を閉めた。




道中

今日は少し余裕をもって出てきたから道中に学生はあまり見当たらなかった。

なぜ早く出たかというと、たまには違う道から学校に行きたいと思ったからである。

少しでもいつも通りという文字を無くしたい、そう思ったから。

実は学校方向に向いている細い道がある、今日はそこを通って学校までいけるかどうかと
いう実験である。

そこは歩いて7分くらいでつくところで、人通りが少ないところなので探検にはちょうど
いいと思った。

「さて行きますか!」




主人公移動中...





「ここか...にしてもまじで暗いな」

目の前にある細い道は朝でも光がはいらず薄暗かった。

「まぁここまで来ちゃったし、行くか」

俺は細い道を入って行った。

移動から30分後...

「迷ったぁあああああああああああああ!」

いつまでたってもまわりの背景は似たような所...

「仕方ない、引き返すか...」

と後ろを向いた途端、足元でにゃぁという声が聞こえた。

「うわぁああああ!」

俺はびっくりして後ろに下がった瞬間...

「え...?」

さっきまであった道の一部に大きな穴が開いていた。

「うわああああああぁぁぁぁぁ...」

俺はそのまま真っ逆さまに落ちていったのだった。

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