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□雪が降る頃
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丁度、
あの時も雪が降ってたよな…










〇〇side
‐‐‐‐‐

―――
「銀ちゃん!ほらみて!雪が降ってる」


「んな騒ぐなって、分かってるよ…つか、風邪引くっての」




ほら、と自分の着ていた上着を私に渡してくれた





…あったかい





銀時のぬくもりが


私の肌に伝わってくる。




「銀ちゃん、寒くない?」


「俺ァ〇〇が寒くなけりゃあいーんだよ」




フッ、と優しい笑みをして
私だけにその顔をみせてくれる。




ふわり ふわり、と
雪が舞っている中。




銀時のきれいな銀色の髪に積もる雪。




その雪を
背伸びして払ってあげると









「ん、…サンキュ」




にこり と微笑んでくれた







ああ、もう 大好き



こんなにも




愛しい気持ちが胸に込み上げてくる。






「銀ちゃん!」




「…ん?」













大好きだよ...
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