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□どっちを選びますか?
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「〇〇!俺を選ぶよな?」
「〇〇、俺を選ぶだろ?」













………………ん?


















「今、…なんと?」















「銀さんのほー選ぶよな?〇〇は」


「ふざけんな、〇〇俺を選ぶよな?」












………え、












「なんですと、…?」



この二人は何を言ってるんだ。










そんな、二択…
選べれる訳ないじゃん。











「〇〇、俺を選んだら、パフェ毎回俺が代わりに食ってやるぜ?」



目をキラキラさせながら
私が何ひとつ得しない条件を言う銀時










「銀ちゃん、それ、誰得だよ」


「俺得、」









にっこりと
悪びれもなくサラッと
俺得発言したよこの人、












「オイ、物で釣るとか反則だろそれ」








いや、待て。
物で釣ってないぞ?










「良いじゃねェか、それくらいよー」








ぶー、と、頬を膨らませ言う銀時だが








可愛い、が








今はそんな事…言ってる場合じゃない









「じゃあ俺は…特別に山崎をパシって良いのを許可する」



「いや、ザキ得してない!」










てか、トシは何にもしてないじゃん





「とりあえず、〇〇…」










銀時が、少し目の色を変えて


ジッと私の方を見る。









うっ…









「やっぱり俺を選ぶよな?」


「いや、ちょ、」









そんな目をキラキラさせて
こっちを見るとか反則なんじゃっ…









「おい〇〇、天パを選ぶより俺を選んだ方が良いと思うんだがな」


「え、あ…」









トシの両腕がきゅっと私の肩を掴む










ちょ、その目は…ダメですって


カッコ…いい








………って!



違うっ









どっちを選ぶ…て










そりゃ…









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