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□我慢なんてしない
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レビィとガジルは、恋人関係になって既に3年目を迎えていた。


半同棲状態で一緒にいる時間も多く、お互いに気を許すことが多くなっていた。


例えばガジルは、レビィの前でなんの躊躇もなく居眠りをしたり。


レビィはガジルがいる前で着替えたりすることも普通になっていた。




それはまさに、レビィが着替えていたときの出来事。








ばつんっ



コーヒーを飲んでいたガジルのすぐ近くで、そんな音がした。


「っあー…やっちゃったぁ」


レビィが少し残念そうに足を気にしている。



どうやらストッキングを履く際に指に力を入れすぎて、太ももの部分を破いてしまったらしかった。


破れた穴から桃のような肌が覗く。


ガジルは少しばかり目を細めた。



「今日新しいのにしたばっかりだったのに。もったいないなぁ」


「女ってのはめんどくせーことが多いんだな」


そう言い、コーヒーを置いて立ち上がったガジル。



ストッキングを履き替えようとするレビィの手を、大きな手が掴んだ。


「え?」


レビィの両手を片手でまとめると、




ガジルはおもむろに、破れた部分からさらにストッキングを破り出した。


「きゃあっ!が、ガジル!?」


真っ赤になって抵抗するレビィにも構わず、ストッキングを破り続けるガジル。


それはやがて下着まで到達する。


ガジルの指は迷うことなく下着をずらし、中へ進出していく。



「ちょ、ちょっと…!もうダメ!」



暴れようとするも、ガジルに両手を掴まれていて動けない。


「あ?どの口がダメとか言ってんだ?…もうヌルヌルじゃねぇか」


嬉しそうに卑猥なことを言うガジルに、レビィの抵抗力はますますしぼんでいく。


ストッキングが無理矢理破かれる音に、少なからず感じてしまっていたのだった。


「っあ…!や…んっ!」


もはやストッキングはほとんど破かれて、ほぼ残っていない。


すぐ近くにガジルの吐息を感じて、レビィは体中の自由を奪われる。
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